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Newsletter2025年3月号【ヨコオ】進化したメッキ技術で実現!耐腐食性・耐摩耗性・アレルギーフリー

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【耐電解腐食コネクタのご紹介】

ヨコオより、新しい「耐電解耐食コネクタ 」をご紹介します。

 


【製品概要】
新しい「耐電解腐食コネクタ」は、従来の標準品よりも耐腐食性、耐アレルギー性、および耐摩耗性が向上しており、様々なシーンでの使用が可能です。

【開発経緯】
お客様からの要望に応じて、特に過酷な環境下での使用を可能にするために開発がスタートしました。

【開発のポイント】
・めっき工法の見直しを行い、耐腐食性、耐アレルギー性、耐摩耗性の向上を目指しました。

【おススメポイント】
・耐腐食性の向上(電解、薬品、塩水など)。
・耐アレルギー性対応(Niフリー)。
・耐摩耗性の向上。
・他のヨコオコネクタバリエーションへの展開が可能。

【使用事例】
モバイル機器やウェアラブルデバイスなど、様々な製品での使用が可能です。​​

ヨコオのめっき技術


【参考情報】

ーコネクタが直面する腐食とは?
主に局部腐食に分類され、ピンホールが要因となる母材の“脱亜鉛腐食”が大部分を占めます。その中でも腐食に至る経緯は手垢、薬品の付着や、雨や結露での極間ショート、摩耗など多岐にわたります。

ー脱亜鉛腐食とは? ​
黄銅(真鍮)に含まれる亜鉛が溶出し、赤色のスポンジ状の銅が残る現象です。特に亜鉛含有量が30%–40%の黄銅で、β相に優先的に生じます。この現象は、塩素消毒された水道水や高温の脱脂液に長時間晒されることで発生しやすく、pHや塩化物イオン濃度も影響します。対策としては、β相が表れにくい組成の黄銅や、ヒ素やスズを微量添加した耐脱亜鉛黄銅(DZR)が有効です。​

ー電解腐食とは?​
異なる金属が電解質中で接触することで、電位差により一方の金属が腐食する現象。これはガルバニック腐食とも呼ばれ、異種金属間の電位差が腐食を引き起こします。対策として、異種金属の接触を避ける、絶縁材料の使用、防食被膜の適用、電位差を最小化する設計が挙げられます。これらを組み合わせることで電解腐食のリスクを大幅に削減することができます。

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【現行品との比較】

・電解腐食において、従来品(サンプル①&②)は5分も持たずに変色してしまうが、銀色特殊めっき(サンプル③)は10分でも変色せず腐食しないことが確認できました。
・銀色特殊めっきは従来品に比べ溶解速度が遅く、イオン化傾向差も小さくなり、電解腐食に強いです。
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従来品

特殊めっき

 

サンプル①

サンプル②

サンプル③

テスト前

N3

テスト後

  



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2025/03

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