皆様こんにちは、今号ではヨコオでの高速伝送対応コネクタの取り組みについてご紹介させて頂きます。
第5世代移動通信システム(5th Generation)の5Gが公表され、日々普及が進んでおります。昨今、Web会議やYoutubeをはじめとするオンラインサービスの浸透も相まって、使用されるデータ容量増大、通信遅延、同時通信等で伝送速度に対しての高速化が必要不可欠になっております。
現在もまだ幅広く使用されている前世代の4Gですが、伝送速度としては75~100Mbps程度となっており、5Gでは1~10Gbps(最大20Gbps予想)に達すると想定されております。(伝送速度的には約100倍)
5Gは速度のみの進化だけではありません。
通信遅延も4Gの1/10、同時接続も4Gの10倍のデバイスを同時に接続できるとされています。この進化によって、モバイル端末だけでなく、あらゆる機器からストレスなくオンラインサービス(ネットワーク)を使用できる様になります。トレンドとなっているIoT(Internet of Things)やICT(Information and Communication Technology)の発展にも繋がっております。
高速通信を行う上でPCやスマホ等の機器が注目を集めておりますが、その機器に使用されるコネクタ部品や機器に接続して制御を行う装置に対しても、高速伝送化のニーズが高まっております。有名なコネクタとしてはUSBコネクタが該当されます。
ヨコオではスプリングコネクタの特徴を活かし、「高速伝送化に対応したスプリングコネクタ」をリリースさせて頂いております。
※伝送速度:最大10Gbps(USB3.1Gen2相当)対応
装置とPCを接続する際、頻繁に着脱を行ったり、耐久性や強度が要求される事が多く、
スプリングコネクタの長所である「堅牢性」「耐久性」を併せ持ち、高速通信が可能なコネクタとして、ご評価を頂いております。
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