SPRING CONNECTOR™ (ポゴピン)
製品ガイドライン
SPRING CONNECTOR™を接続させる相手端子の材質やめっき仕様に推奨などありますか?
推奨する相手端子は以下の通りです。
推奨外での使用については実績を元にご提案させて頂きますので担当窓口までお問い合わせ下さい。
推奨外での使用については実績を元にご提案させて頂きますので担当窓口までお問い合わせ下さい。
- 相手端子の材質、粗さ、硬度:相手側の材質は黄銅版、銅合金版または基板を推奨とし、接触面は平滑でAuめっきが推奨です。
- 相手端子のめっき仕様:相手端子のめっき仕様は製品のピンめっき仕様と同等であるNi下地、Auが推奨です。
金メッキ以外の部品にSPRING CONNECTOR™を接続させた場合、何か問題はありますか?
異種金属同士を接続させた場合、イオン化傾向で異種金属接触腐食が発生する可能性があります。
そのため金メッキ同士の嵌合を推奨いたします。金メッキ以外の部品に接続させる場合は、お客様にて十分にご確認の上ご使用下さい。
そのため金メッキ同士の嵌合を推奨いたします。金メッキ以外の部品に接続させる場合は、お客様にて十分にご確認の上ご使用下さい。
SPRING CONNECTOR™を接続させる相手端子のサイズに推奨はありますか?
推奨する相手側端子のサイズは以下の通りです。
推奨外での使用については実績等を元にご提案させて頂きますので担当窓口までお問い合わせ下さい。
推奨外での使用については実績等を元にご提案させて頂きますので担当窓口までお問い合わせ下さい。
- 相手側端子の外形:
製品の接点ズレ、実装ズレ、篏合ズレを考慮し相手側端子の大きさはφ2.0mm 以上が推奨です。
(製品接点ズレ0.35㎜、実装ズレ0.3㎜、篏合ズレ0.3㎜を想定)
SPRING CONNECTOR™をどのように相手端子へ篏合させればいいですか?
垂直篏合(推奨)
相手端子を篏合する場合は垂直に押し込みご使用下さい。
斜め篏合
斜めから篏合する場合は、当たり角度を15°未満に設定し、篏合回数は2,000 回として下さい。
スライド篏合
スライド篏合でご使用される場合は、ピン破損の原因となる可能性も御座いますので、事前に当社へご相談下さい。
相手端子を篏合する場合は垂直に押し込みご使用下さい。
斜め篏合
斜めから篏合する場合は、当たり角度を15°未満に設定し、篏合回数は2,000 回として下さい。
スライド篏合
スライド篏合でご使用される場合は、ピン破損の原因となる可能性も御座いますので、事前に当社へご相談下さい。
角度がついている相手端子へ、SPRING CONNECTOR™を篏合させても問題ないですか?
相手端子とは製品の軸に対して5°以内でご使用下さい。
5°を超えるような場合は当社へご相談下さい。
5°を超えるような場合は当社へご相談下さい。
SPRING CONNECTOR™はスライド篏合に対応していますか?
スライド篏合でご使用される場合はピン破損の原因となる可能性も御座いますので事前に当社へご相談下さい。
SPRING CONNECTOR™はどの程度押し込んで使用すればいいですか?
使用ストロークにつきましては推奨ストローク範囲内にてご使用ください。
推奨ストローク範囲についてご不明点が御座いましたら担当窓口へお問い合わせ下さい。
使用ストローク
推奨ストローク範囲
Min ストローク:
出寸法(L)の半分以を押し込みご使用下さい。
Max ストローク:
出寸法の長さから0.1㎜を残してご使用ください。(L-0.1㎜)
注意点:Max ストロークについて
押し込み過ぎによるSPRING CONNECTOR™のカシメ部変形は、スタックの原因となりますので推奨ストローク範囲内にてご使用下さい。
推奨ストローク範囲についてご不明点が御座いましたら担当窓口へお問い合わせ下さい。
使用ストローク
推奨ストローク範囲
Min ストローク:
出寸法(L)の半分以を押し込みご使用下さい。
Max ストローク:
出寸法の長さから0.1㎜を残してご使用ください。(L-0.1㎜)
注意点:Max ストロークについて
押し込み過ぎによるSPRING CONNECTOR™のカシメ部変形は、スタックの原因となりますので推奨ストローク範囲内にてご使用下さい。
SPRING CONNECTOR™の押し込み量が少ない状態で使用した場合、どのようなリスクがありますか?
ピンの押込み量が少ない場合、相手側への接圧が不足し接触抵抗が不安定となる場合が御座います。
SPRING CONNECTOR™を活線挿抜で使用できますか?
活線挿抜での使用はお控え下さい。
SPRING CONNECTOR™の底面を充電パッドの様に使用できますか?
SPRING CONNECTOR™のチューブ底面を充電パッドとしてご使用頂くことは可能で御座います。
底面を充電パッドとして使用した例
底面を充電パッドとして使用した例
SPRING CONNECTOR™を実装できる部品は何ですか?
当社SPRING CONNECTOR™はPCBやFPCへ実装可能で御座います。
実装における注意点について教えて下さい。
実装方法は、リフロー、フロー、手はんだを標準としておりますが、製品により異なりますのでご不明点御座いましたら事前にお問い合わせ下さい。
また、実装時は製品に装着されている吸着キャップが他の部品へ干渉しないことや、衝撃を加えられた際にコネクタが変形するような他部品が無いかどうかをご確認頂きご使用下さい。
また、実装時は製品に装着されている吸着キャップが他の部品へ干渉しないことや、衝撃を加えられた際にコネクタが変形するような他部品が無いかどうかをご確認頂きご使用下さい。
実装する基板について推奨のランドパターンはありますか?
半田強度を確保するためのフィレット形成に必要な部分を設けて下さい。
表面実装における推奨のメタルマスク厚はありますか?
メタルマスク厚は製品の端子部平坦度を考慮し、0.1㎜以上として下さい。
(製品の端子部平坦度:Max0.1㎜)
(製品の端子部平坦度:Max0.1㎜)
単Pinタイプの製品を複数並べて使用することはできますか?
また並べる際の注意点を教えて下さい
複数の製品を並べて使用することは可能です。
製品に装着されている吸着キャップが干渉しないことをご確認の上ご使用下さい。
製品に装着されている吸着キャップが干渉しないことをご確認の上ご使用下さい。
SPRING CONNECTOR™の上についている樹脂部品は何ですか?
自動実装対応品には、実装機が製品を吸着するために吸着キャップが装着されております。
吸着キャップ自体は実装後、取り外し廃棄して下さい。
製品の吸着可否につきましては、実装メーカーや設備等によりますので、お客様にて事前にご確認下さい。
キャリアテープ内製品
基板実装後の製品
吸着キャップ自体は実装後、取り外し廃棄して下さい。
製品の吸着可否につきましては、実装メーカーや設備等によりますので、お客様にて事前にご確認下さい。
キャリアテープ内製品
基板実装後の製品
SPRING CONNECTOR™の低背タイプについて、自動実装時の吸着エリアはどこですか?
SPRING CONNECTOR™の低背タイプについてはチューブ部の吸着エリアを吸着し実装下さい。
吸着するためのノズル形状については、実装メーカーへご確認頂き、ピン(可動部)に干渉しない形状として下さい。
吸着するためのノズル形状については、実装メーカーへご確認頂き、ピン(可動部)に干渉しない形状として下さい。
SPRING CONNECTOR™はN2リフローに対応していますか?
N2リフローでの実装については実績も有り特に問題御座いません。
SPRING CONNECTOR™に直接ケーブルを半田付けすることは可能ですか?
SPRING CONNECTOR™のチューブ下部へ直接ケーブルを半田付けすることは可能で御座います。
ケーブル接続のためソルダーカップ形状のチューブとするなどのオプションも御座います。
ケーブル接続のためソルダーカップ形状のチューブとするなどのオプションも御座います。
SPRING CONNECTOR™のチューブ内へ異物や水が侵入しても問題ないですか?
チューブ内部への異物及び水の侵入は故障、腐食の原因となる可能性が御座います。
水の侵入につきましては、当社ラインナップに防水タイプが御座いますのでそちらをご検討下さい。
水の侵入につきましては、当社ラインナップに防水タイプが御座いますのでそちらをご検討下さい。
接点が汚れた際にふき取っても問題ないですか?
柔らかな布等で接点が傷つかない様、ふき取り下さい。
ふき取り後は糸くずなどの異物の付着がないようにして下さい。
ふき取り後は糸くずなどの異物の付着がないようにして下さい。
スプリングピンコネクタの摺動時に軋み音がするのですが不具合ですか?
摺動時のスプリング軋み音については、個体差がある場合も御座いますが、軋み音自体には特に性能的に問題は御座いません。